@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00002294, author = {芝原, 脩次}, issue = {7}, journal = {跡見学園女子大学マネジメント学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF MANAGEMENT}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 男女雇用機会均等法施行(1986年)から20年有.法令は充分にその役割を果たし,女性の社会進出を促進させ,多様な分野で活躍する優秀な多くの女性を輩出し,目に見える結果を出してきている.その意味で「法令施行と整備」は不可欠であった.一方,いまだに男社会といわれジェンダー論議や企業・社会・男性の意識改革を求め,ワークライフバランスの実現に向けた一層強い問題提起がされている.いま我々は,本当の問題は何なのか,何を解決しなければならないのか考えねばならない.タテマエ論では解決されないこのテーマを,「企業と個人」のホンネの目線で「真の論点」を見定めることが必要になってきている.筆者は「20年を経て,法令や制度だけでは解決できない,極めて人間的な多様な課題と新しいステージに移った」ことを認識し,従来とは異なる視点視座で「女性活躍の条件」を,探り構築していかねばならないと考える.一方,「企業環境の変化」と「労働力の質の転換」・「職業観の多様化」と「若者気質の変化」等が,法令整備の限界と「女性活用の壁」を顕在化し,男女を問わず,新たな「企業と個人」の健全な距離感を探る時期を迎えている.本稿では均等法前夜(フェーズI),施行10年(フェーズII)を経て21世紀を迎えた均等法20年(フェーズIII)における企業の歩みと現状を見つめ,「なぜ20年の時間経過があっても女性活用が進まないのか」,その原因を分析する.時代の要請は「人材の選抜と選別を通して,組織の発展と継続を目指す企業論理」のもとで「個人としては,選択(意思決定・キャリア形成等)をキーワードに,自己開発と自己実現を着実に図っていく個人論理」の構築であると考える.これからは,女性自身が能動的に行動し,自己を磨いていく「WIN-WIN」の基盤なくして,「女性の社会進出」は実現しないであろう.ここで視点を変えて「女性活用の壁」となる阻害要因に対峙し,自らの道を切り開いていく女性自身の挑戦を,マネジメント領域の理論と学びから支援し,その方向性を示唆したい.}, pages = {61--80}, title = {企業で女性が活躍できる条件2008:企業と個人との新しい関係つくりへの提言(マネジメント的アプローチ)}, year = {2009} }