@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00002300, author = {吉村, 英子 and 宮崎, 正浩}, issue = {7}, journal = {跡見学園女子大学マネジメント学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF MANAGEMENT}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 近年の地球温暖化,資源の枯渇に代表される地球環境問題は,各企業の社会的責任(CSR)として,地域との共生と併せて,地球環境との共生を考慮した企業活動を求めています.筆者らは昨年,地球環境との共生,地域との共生そして企業の利潤との3つのバランスをとる「ゆりかごからゆりかごへ」という新たなビジネスモデルを実践するアメリカの企業を,考察を加えて紹介した.近年,我が国でも,こうした世界的な趨勢と,不祥事の多発から企業の社会的責任(CSR)に関心が高まると共に,環境省の指導もあって,主立った企業のほとんどが毎年,環境への配慮をいかに行っているかについて,環境報告書,あるいはCSRレポートとして刊行されるようになった.本著では,我が国の企業がCSRとしてどのような企業戦略の基に環境への配慮を行っているか,企業のCSR担当部署の訪問調査を行い,昨年の報告で指摘した,我が国のCSRへの取り組みの問題点と照らし合わせて考察した.結果,今回訪問した企業では,地球資源は有限であることを認識,これからの企業活動は地球環境の資源の持続可能な開発を念頭におこなうべきであること,企業活動によって衰退した環境は,可能な限り再生・復元の努力をすべきであること,新しい企業活動はこれ以上の地球環境の悪化を防ぐべく計画・立案すべきであること,こうした活動をひろく,消費者に普及・啓蒙して消費行動を変容すべきと考えていることが伺えた.}, pages = {167--176}, title = {持続可能な社会の構築:我が国における企業のCSRとしての環境への取り組み}, year = {2009} }