@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00002339, author = {宮崎, 正浩 and 長野, 基 and 高木, 庸 and 石渡, 尚子 and 吉村, 英子}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学マネジメント学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF MANAGEMENT}, month = {Oct}, note = {application/pdf, text, 大学等の高等教育機関では、教育、研究、地域貢献の3 つの面で環境保全を含めた持続可能性(サステイナビリティ)教育への貢献が求められている。 本稿の目的は、跡見学園女子大学における取組み事例を基に、大学における持続可能性教育の課題を考察するものである。 跡見学園女子大学マネジメント学部の2 年の実践ゼミナールでは、CSR に関するテキスト輪読、学生による企業事例の研究・発表を通じて必要な能力の育成に取り組んでいる。また、総合科目「サステイナブル・ビジネス」では、サステイナビリティの概念やビジネスモデルとしての「ゆりかごからゆりかごへ(Cradle to Cradle; C2C)」を学ぶとともに、具体的な企業の事例についての外部講師による講義やCSR レポートの研究を通じて理解を深めている。2 年生に経験するインターンシップでは、企業等での就業体験を通じて実務能力を高めている。 学生を主体する活動としては、「跡見エコキャンパス研究会」は、大学内の環境改善活動、地域の環境イベントへの参加や他大学との交流などを行っている。 また、文京キャンパス2 号館では様々な点で環境配慮がされている。このことは他校でも同様である(事例として、フェリス女学院大学を調査)。 以上の個々の取り組みは、環境教育に一定の効果があると考えられるが、総合的に企画・調整されているわけではない。今後は、大学での教育、学生の自主的な活動、大学の施設の管理運営を相互に関連付けることで、大学全体としてより効果的な持続可能教育を検討し、実施することが課題であろう。}, pages = {63--83}, title = {大学における持続可能性教育の現状と課題-跡見学園女子大学における取り組み-}, year = {2010} }