@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003357, author = {小沼, 豊}, issue = {53}, journal = {跡見学園女子大学文学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF LETTERS}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 国は幼児期における教育・保育に関して「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として、「健康な心と体」「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」など10項目を示している。保育現場では、教育課程の編成や組織的かつ計画的に教育活動の向上を図ること(「カリキュラム・マネジメント」)が求められている。「幼稚園」は、学校教育法上の「学校」として「幼稚園教育要領」に基づいて教育が行われ、「保育所」は児童福祉法の「児童福祉施設」として「保育所保育指針」に基づいて保育が行われる。そして「幼保連携型認定こども園」は、認定こども園法により「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に基づいて教育・保育が行われる。そして、「ねらい」・「内容」が記され5領域(健康、環境、人間関係、言葉、表現)によって保育内容が統一されている。  本研究では、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の変遷について捉えた上で、その保育内容の1つである「人間関係」の記述に着目して内容分析を行った。分析はテキストマイニングの手法である共起ネットワーク分析を行った。その結果、「幼稚園教育要領」は『「自分」ということに中心を置き、相手に気付く、行動を考える』という特徴を有していた。「保育所保育指針」は『「味わう」ということを中心として、友達と一緒に活動しその中で協力・工夫していく』という特徴を有していた。「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」は、「幼稚園教育要領」と「保育所保育指針」の両方の特徴を有していることが分かった。保育実践においては、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の特徴を理解した上での働きかけが重要である。領域「人間関係」だけではあるが、単語の結びつきを可視化できたことは保育現場における一助になることを期待している。}, pages = {A173--A184}, title = {共起ネットワーク分析を用いた乳幼児期に求められる「人間関係」の内容分析―「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に着目して―}, year = {2018} }