@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003401, author = {長谷川, 文香}, issue = {1}, journal = {跡見学園女子大学文学部臨床心理学科紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究の目的は,対人感受性,対人ストレッサーをそれぞれ対人関係要因と捉え,その対人関係要因がストレス反応にどのように影響を及ぼすかについて検討することであった。さらに,対人感受性,対人ストレッサーという個々の対人関係要因が互いにどのような関連を示すかについても分析することを目的とした。女子大学生(n=121)を対象に対人ストレッサー(対人葛藤,対人摩耗,対人過失),対人感受性(対人意識,分離不安,脆弱な内的自己,是認要求,臆病さ),ストレス反応(心身症状,抑うつ症状,対人関係過敏症状)を測定した。その結果,対人ストレッサーを多く抱えている者はストレス反応を多く呈し,精神的健康を害しやすいことが示された。また,対人ストレッサーを感じやすい者は,対人意識,分離不安,是認要求といった感受性を抱きやすく,対人意識,分離不安,是認要求といった感受性を抱きやすい者は,心身症状,対人関係過敏症状,うつ症状のようなストレス反応を呈しやすいことが示された。さらに,対人ストレッサーのストレス反応に対する直接的影響よりも,対人感受性を通しての間接的影響の方が強く,対人感受性がストレス媒介要因であることを本研究結果は指摘している。ストレッサー量のコントロールだけでなく,対人感受性に対する認知行動療法的介入が精神的健康を高めることに有効であると,本研究結果は示唆した。}, pages = {31--42}, title = {対人関係におけるストレスに影響を及ぼす要因の検討}, year = {2013} }