@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003404, author = {石川, 章子 and 山口, 豊一 and 松嵜, くみ子}, issue = {1}, journal = {跡見学園女子大学文学部臨床心理学科紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 児童生徒の学校適応は大切な課題であり,どのような働きかけがその向上に役立つかを検討することが大切である。本研究においては,体育祭前後での「学校適応感」と「状態自尊感情」得点を,中学生403名を対象に調査し,検討した。体育祭前後で得点が変化した領域は,学校適応感のうち「進路領域」と「状態自尊感情」であった。学年ごとの検討では,1学年は「学校適応感全体」の得点が低くなり,2学年は「学校適応感全体」と「学習領域」の得点が高くなり,3学年は「学校適応感全体」の得点が高くなった。登校場所ごとの検討では,相談室登校生徒において,「学校適応感全体」と「心身の健康領域」の得点が高くなった。  また,「学校適応感」と「状態自尊感情」の関連を調べると,学校適応感の中でも「心身の健康領域」の得点が「状態自尊感情」に中程度の影響を与えていることがわかった。  以上のことから,体育祭が中学生の「学校適応感」や「状態自尊感情」を高めるための援助サービスとして活用できる可能性が考えられる。さらに,相談室登校生徒などに対する二次的援助サービスや三次的援助サービスとしての機能も果たす可能性が示唆された。しかし,生徒によっては逆に「学校適応感」が低くなる危険性もあるため,配慮や注意が必要である。また,「心身の健康領域」の学校適応感を高めるはたらきかけが間接的に「状態自尊感情」を高める可能性が示唆された。}, pages = {69--83}, title = {学校適応感とその改善方法に関する研究―体育祭による学校適応感の変化―}, year = {2013} }