@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003477, author = {藤崎, 康彦}, issue = {54}, journal = {跡見学園女子大学文学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF LETTERS}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 台湾では今世紀初め、あるいは前世紀末頃から、政府の施策で大気汚染防止を目的に、寺廟での参詣に際し、香を点し金紙を焼く量を減らす「環保祭祀」が行政主導で推進されている。二〇一七年夏には、これに疑念を呈する寺廟のグループが台北で集会をし、SNSでの情報が拡散していたので、多くの参加者を集め、メディアも注目することとなった。日本でもそれが報じられ、筆者も知るところとなった。 筆者は台湾の寺廟でシャーマン的な儀礼などを過去において観察していたので、環保祭祀などが寺廟と信者に及ぼす影響に改めて興味を抱いた。本稿は二〇一八年三月と九月に訪台し、寺廟を訪ねて、観察したときの記録に基づき、寺廟での実際の様子を記述したものである。廟での様々な儀礼的実践と、信者の行動についての記述は、本稿の続編に収め、本稿は事実の確認に徹して記述をした。}, pages = {23--43}, title = {台湾の「環保祭祀」と民俗宗教―寺廟編}, year = {2019} }