@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003773, author = {古屋, 千瑞子 and 中野, 敬子}, issue = {1}, journal = {跡見学園女子大学心理学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究では「新型うつ」におけるパーソナリティ傾向と認知的特徴を,「従来型うつ」との比較において検討した。さらに「新型うつ」のパーソナリティ傾向における認知的特徴についても検証した。SDS 自己評価式抑うつ性尺度で測定した「従来型うつ」の得点を従属変数,「新型うつ」に関連するパーソナリティ及び認知的特徴を独立変数とした重回帰分析の結果,「自己優先志向」のパーソナリティ傾向および「推論の誤り」の認知的特徴が「従来型うつ」に影響を及ぼすことが示された。「新型うつ」の症状・心理・行動特性項目得点を従属変数とした重回帰分析では有意な結果が得られなかった。次に「従来型うつ」,「新型うつ」を独立変数とした分散分析を行った結果,交互作用には有意な結果が得られず,「新型うつ」得点のみが高く,「従来型うつ」得点が低い人に「新型うつ」のパーソナリティ傾向が強くみられるわけではないことが示された。さらに「新型うつ」に関連するパーソナリティにおける認知的特徴を検証するために行った重回帰分析の結果,「新型うつ」に関連するパーソナリティの「対人過敏」と「自己優先志向」においては,それぞれに特有の認知的特徴が認められた。本研究では,「従来型うつ」の症状を多く呈する青年期女子には,「新型うつ」のパーソナリティ特徴も多くみられるという結果が示された。}, pages = {103--114}, title = {青年期女子のうつにおけるパーソナリティと認知の歪み:「新型うつ」と「従来型うつ」との比較検討}, year = {2019} }