@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003805, author = {板東, 充彦 and 本山, 智敬 and 松元, 知美 and 早瀬, 由紀 and 森, 昭子 and 金子, 周平 and 田中, 勝則 and 髙松, 真理}, issue = {3}, journal = {跡見学園女子大学心理学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 著者らは20年前より,グループ・アプローチについての自主的な事例検討会(Y 会)を定期的に開催している。Y 会は,「グループを体験しながら,グループ事例を検討する」ことをコンセプトとしている。Y 会の構造における特徴の一つは,5~6名の「コアメンバー」を設定していることである。本研究の目的は,Y 会のコアメンバーの体験を相互語りにより把握することを通じて,コアメンバーの機能を探索的に明らかにすることである。本研究の実施のために,コアメンバーら(筆頭筆者を含む)が体験を語り合う“ナラティブ・グループ”を設定し,そのスクリプトを分析する方法を選択した。コアメンバーの体験は,①古参コアメンバーへの畏敬の念,②好奇心が刺激される,③参入を“ラッキー”と感じるという3点にまとめられた。コアメンバーの機能は,①安定したモデル,②平等性を保障するコアグループ,③権力の緩衝という3点にまとめられた。グループ・アプローチの事例検討会において,Y 会のシステムとコアメンバーの構造は,健全な議論と学びを促進する上で重要な機能を果たしていると考察された。}, pages = {55--70}, title = {事例検討会における「コアメンバー」の体験と機能 ─“ナラティブ・グループ”における議論を通して─}, year = {2021} }