@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003818, author = {藤木, 由佳 and 松嵜, くみ子}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 児童期から思春期の被養育体験と青年期の抑うつ傾向の関連について検討することを目的とした。青年期の抑うつ傾向を量的に測定し、その高低による、被養育体験の相違を質的に捉えるミックス法を用いた。まず、大学生181名を対象に、児童期、思春期の被養育体験に関する記述式アンケートへの協力を依頼するとともに、CES―Dを施行した。調査依頼に対して同意が得られた19名のうち、CES―D得点によって、低群(0―8点)、中群(9―15点)、高群(16―22点)に分けることができた13名に対して、記述式アンケート調査を実施した。得られた記述データをもとに質的分析を行った。その結果、10カテゴリー、21下位カテゴリーが抽出された。母親の養育態度を示す10のカテゴリーは、<悲しみを感じた母親の行動・態度><怒り><叱責><具体的な行動ではなく、態度で嬉しかったこと><母親のしてくれた行動で嬉しかったこと><自分が起こした行動をうけて母親がしてくれた嬉しかったこと><過去を想起して抱く負の感情><過去を想起して抱く正の感情>であった。低、中、高群の違いは、「正当なしつけ」、「暴力」、「完璧な達成への褒め」などと関連がみられた。この結果により、青年期の抑うつの予防的な関わりについての有用な視点を得ることができた。}, pages = {45--57}, title = {児童期から思春期の被養育体験と青年期の抑うつ傾向の関連について}, year = {2014} }