@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003820, author = {川崎, 哲生}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究は、カウンセラーに求められるパーソナリティや感情状態を明らかにするための基礎的研究として、“表情認知の正確性”と“ジェンダー・他者意識・不安”との関連性について検討することを目的とした。224人の大学生男女に、「表情写真」、「ジェンダー尺度(共同性・作動性尺度、BSRI)」、「他者意識尺度」、「STAI」を呈示し、回答を求めた。その結果、生物学的に女性である者、他者意識尺度の下位尺度である外的他者意識の高い者、不安の低い者は、そうでない者より表情認知が正確であった。また心理的に女性性の高い者、他者意識尺度の下位尺度である内的他者意識・空想的他者意識の高い者は、そうでない者より表情認知が正確でなかった。さらに他者意識と不安が表情認知に及ぼす影響の仕方は、生物学的な男性と女性で違うことが明らかになった。以上のことから、カウンセラーに求められるパーソナリティとして外的他者意識が高いこと、カウンセラーに求められる感情状態として不安が低いことが重要であることが示唆された。}, pages = {69--76}, title = {カウンセラーに求められるパーソナリティと感情状態 ─表情認知とジェンダー・他者意識・不安との関連性から─}, year = {2014} }