@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003822, author = {勅使河原, 由季}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究の目的は、青年期にある聾学校高等部の生徒を対象として、面接調査を行い、現在のカウンセラーやカウンセリングに対するイメージ、聴覚障害者が考える聴覚障害を専門とするカウンセラーに求めることなど、彼らの来談選択に伴う妨害要因を明らかにすることであった。予備調査では、質問項目の内容が伝わり易いものか、目的に沿った質問ができているか等、本調査で使用する質問項目の作成と改善および面接構造の設定をするためY特別支援学校に在籍する高等部生1名に口話と筆談による面接調査を行った。予備調査で得られた結果を基に、本調査では、2名の手話通訳士を介した半構造化面接を、X県立聾学校に在籍する4名の生徒に対して行った。本調査では主に、カウンセリングやカウンセラーのイメージ、聴覚障害専門のカウンセラーについて、カウンセリングでの手話について、自分自身がカウンセラーだったとしたらの4点を中心に質問を行った。面接調査で得られた結果を事例研究として聴覚障害者におけるカウンセリング来談について考察した。その結果、妨害要因として次の5つが考えられた。①カウンセリングに関する情報の少なさ、②カウンセラーが身近な存在でないこと、③カウンセラーの聴覚障害への理解不足、④ことばの問題、⑤カウンセラー側の先入観が作り出す壁。}, pages = {95--106}, title = {聴覚障害者におけるカウンセリング来談妨害要因の解明 ─聾学校高等部生徒へのインタビュー調査から─}, year = {2014} }