@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003823, author = {野部, 晶代}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究の目的は、①要介護高齢者の介護者が抱えている抑うつ感および介護負担感を明らかにすること、②過去に介護を行っていた介護者と現在介護を行っている介護者の抑うつ感および介護負担感を比較すること、③介護者の抑うつ感および介護負担感に関連のある諸要因を明らかにすること、④介護者の介護に対する意見や考えを聞き、介護の現状を明らかにすることであった。質問紙調査と面接調査を実施した。その対象は、X県の介護者家族会に参加をしている介護者男女約60名、面接調査の対象はX県の介護者家族会に参加をしている介護者女性5名であった。その結果、介護者が抱えている抑うつ感は『うつと認められない』対象者が多く、介護負担感では『中等度』の介護負担感を保持している対象者が多くいた。抑うつ感、介護負担感、認知症知識把握量は互いに関連し合っており、認知症の症状によっては認知症知識把握量が高いほど、抑うつ感、介護負担感が有意に高かった。精神面、身体面など、介護を始めてから発生した問題は数多く存在した。また、介護者が感じている負担感には、介護を介護として割り切ることや介護が終結しても介護に関係したことを行い続けること、介護を経験している者と関わることが関係しているのではないかと考えられた。}, pages = {107--117}, title = {介護者の抑うつ感および介護負担感に関連のある諸要因の研究}, year = {2014} }