@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003824, author = {谷澤, 祐子}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究は、小学校中学年において、児童の持っている愛着と、家族機能の関係性を検討することを第1の目的とし、学校間による家族機能・愛着の差異を検討することを第2の目的とした。小学3、4年生201名を対象に下位尺度『回避性』『両価性』からなる「愛着尺度」と、下位尺度『凝集性』『適応性』からなる「家族機能尺度」に基づいた質問紙調査を実施した。その結果として、①家族機能と愛着には正の弱い相関関係があり、②特に愛着の下位尺度『回避性』が家族機能の下位尺度『凝集性』『適応性』の高低に関係する。③小学校中学年の児童は「主要な愛着人物」「二次的愛着人物」を有し、「母親」を好きな児童は「母親」を「回避」する心理も働く傾向にある。④また、愛着人物をあげられない児童においては、特に、家族機能の下位尺度『適応性』を低くする=家族の役割構造を硬化させる、ことが安定した愛着形成に有用である可能性がある、ということなどが得られた。}, pages = {119--130}, title = {小学校中学年における「愛着」と「家族機能」の関係性の検討}, year = {2014} }