@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003826, author = {多和, 千里}, issue = {10}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 近年、コンピューターネットワークの急速な普及により、人と人とのコミュニケーションもCMC(Computer―Media―Communication)を中心に大きく変化してきている。そこで、本研究では実際のブログやSNSでの自己開示の特徴を質的に分析し、利用者が求める心理的期待にはどのようなものがあるのかを明らかにすることを目的とする。実際のブログやSNS利用者の記事やWebアンケートを通じて、利用者の自己開示の特徴をKJ法で分類したり、SNSで利用者が求めていることなどを分析したところ、利用者の自己開示の特徴として、行動など目に見えることがらの自己開示が一番多かったが、『感情』や自己の情報、意見・考えなどといった『自己の存在』に属する目に見えないことがらも多いことがあきらかになった。また、Webアンケート調査に協力していただいた6名の回答から、「自己に向かう効用」だけを求める、もしくは「他者に向かう効用」だけを求めるというよりも「自己に向かう効用」と「他者に向かう効用」の両方を求めており、さらに利用者が、CMCにおいて期待していることは、現実世界で抑制される事柄を自由に言える「世界」とし、その「世界」の中で、新たなコミュニケーションの場を、構築することだと考えた。}, pages = {141--152}, title = {CMCにおける自己開示の特徴から見た心理的期待に関する研究}, year = {2014} }