@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003885, author = {西野, 秀一郎 and 市川, 実咲 and 上村, 佳代 and 関, 知重美 and 山口, 豊一 and 野島, 一彦}, issue = {13}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 筆者たちは,固定化された人間関係を活性化させることを目的として一小一中の小規模中学校に通う中学生に対し構成的グループ・エンカウンター(Structured Group Encounter:以下,SGEと略記)を行う機会を得た。本論では,筆者たちがファシリテーター(以下,Fac.と略記)として参加する中で生じた内的体験を,実施前,実施中,半構造化面接,実施後に分けて記述し,体験全体に対する考察を行った。考察では,以下の2点について述べた。1点目のFac.の不安から生じる緊張においては,回を重ねるごとに緊張が緩和され,嬉しさや安心感を得るようになったことが挙げられた。さらに,途中から参加したFac.は生徒たちの緊張や不安を感じ取ったことで,自らの緊張が継続したことからプログラムへの参加の頻度が緊張増減の要因として挙げられることが推察された。2点目の気づき体験による変化においては,Fac.体験をすることにより各々の自己理解が深まったため内面的な変化や成長が促進されたことが示唆された。そして,他者に対する姿勢の変化として,生徒たちに対し,グループと個人の2つの視点から状況を把握しようとするようになったことが挙げられた。また,Fac.同士が理解しあおうとする必要性を報告した。}, pages = {145--159}, title = {構成的グループ・エンカウンターの「ファシリテーター体験」の報告と考察}, year = {2017} }