@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00003896, author = {会田, 龍之介 and 宮崎, 圭子}, issue = {14}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, ひきこもり当事者は、コミュニケーションスキルがうまく機能していない、とう指摘がある。支援施設等で当事者へのSSTプログラムが行われることもあるが、その際、「できないこと」に主眼が置かれることが多い。コミュニケーションにおける当事者の強みに目を向けられれば、より参加しやすく、効果的なプログラムがデザイン出来ると考えた。 そこで本研究では、アサーション理論における3つの表現スタイルである、「アサーティブ」「攻撃的」「非主張的」の3つの発言が、4つのジレンマ場面でどのように用いられているのかを調査し、以下の結果を得た。 「家に遊びに来たいという友人からの申し出」場面では、ひきこもり傾向の高い者でもアサーティブに断ることが出来ていた。また、一般的に難易度が高いと思われがちな、「貸したお金を返してもらう交渉」場面では、非主張的ではない対応を行えていた。一方、ひきこもり傾向低群であっても、すべての場面でアサーティブな対応が出来ている訳ではなかった。 支援方法としては、まず、強みを生かせる場面でのプログラムから取り組み、そこで当事者が自信を養い、高度なプログラムへと移行していくようなものが有効と思われる。}, pages = {29--39}, title = {ひきこもり傾向者の対人関係 ─アサーティブな意思表現が可能な場面とは─}, year = {2018} }