@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00004101, author = {板東, 充彦 and 飯嶋, 秀治 and 髙橋, 紀子}, issue = {4}, journal = {跡見学園女子大学心理学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究は,社会学分野を中心に蓄積されてきたコミュニティ研究の概観を通して,臨床心理学的コミュニティ・アセスメントの視点を得ることを目的とした。Delanty(2003/2006)・伊藤ら(2017)を参照し,筆者らの合議により,⑴コミュニティとアソシエーション,⑵コミュニタリアニズム,⑶ネットワーク論と社会関係資本,⑷コミュニケーション・コミュニティ,⑸コムニタス,⑹福祉コミュニティ論,⑺実践コミュニティ,⑻生活環境主義の8概念を選定した。これらの文献整理を踏まえて,臨床心理学的コミュニティ支援への活用を図るための要点として下記5点を提示した。⑴生活基盤としてのコミュニティと目的志向のアソシエーションとの並存と,これらの生活者への影響を捉える。⑵コミュニティに存在する“共通のもの”(≒共通善)を認識する。⑶言語的コミュニケーションの外部にある,貨幣や権力が統制する“システム”の存在を認識する。⑷生き物としてのコミュニティの動的側面と創造性を捉える。⑸コミュニティ成員の対等性という視点を得る。}, pages = {105--119}, title = {社会科学分野におけるコミュニティ研究の概観 ─臨床心理学的コミュニティ・アセスメントへの接続─}, year = {2022} }