@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00004193, author = {種田, 明}, issue = {5}, journal = {ATOMI観光マネジメント学科紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY MANAGEMENT OF TOURISM}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, H・C・パイヤーの『異人歓待の歴史』は、中世ヨーロッパにおいて「異邦人を迎え入れ、食事を出し、宿泊させ、そして庇護すること」(客人厚遇)がどのように行なわれていたかを詳述している研究書である。各時代各地にさまざまな異人・客人の“もてなし”方があり、それらの客人厚遇の中から、13/14世紀転換期頃に「支払いを受ける宿屋(営業宿屋)」が、さまざまな形態の異人歓待(ホスピタリティ)の主軸になって行ったことを同書は緻密に実証している。  異人歓待/客人厚遇は“ホスピタリティ”の一言では言い表せない。古来、異人・客人は神でもあり、敵でもあった。中世から近世に神・敵を厚遇することから、人と人が“交換(財、情報、人的サービス)すること・その行為、またその場所(私宅や建物、居酒屋や宿屋など)と関係者をふくむ接遇全体”に変遷し、今日いう旅行者・観光客を迎える宿屋・旅館・ホテルなどの“ホスピタリティ”に至ったのである。}, pages = {79--90}, title = {【研究ノート】ヨーロッパの宿屋の起源:客人厚遇からホスピタリティへ ─ H・C・パイヤー『異人歓待の歴史』を読む ─}, year = {2015} }