@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00004256, author = {水谷, 幸恵 and BULLSMITH, Christofer}, issue = {58}, journal = {跡見学園女子大学文学部紀要, JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF LITERATURE}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 健康に関する行動や習慣は文化や教育の影響が大きく、その結果として現れる健康事象には地域差があると考えられる。そこで、日本の健康づくりに対する新たな観点を持つことを目的として健康事象の特徴を国際比較から捉え、人々が明るく豊かな生活を営む健康実現のための習慣づくりの在り方を検討した。  多くの国では生活習慣病が死亡の主因となっており、栄養教育に根付く望ましい食文化が醸成されている日本においても大きな健康問題として存在している。生活習慣が関与し、国際的に深刻な問題となっている肥満の有病率は日本においては低い一方で、生活習慣病等の健康問題が生じていることの背景には身体活動の少なさがあると考えられる。このことからも食習慣を意識するだけにとどまり、よく身体を動かす習慣を欠いては健康を実現することができないといえる。国際的にみれば、それぞれの地域社会で健康を形づくる極めて重要な要素のいずれかを欠いていることで、様々な健康問題が特徴的に現れていると考えられる。  社会的施策と共に個人レベルでも健康問題の根底にある行動を見直し、自らの健康を守り育み慈しめるように生活を整え、行動を変容させてゆくことが必要である。「eat well and be active」を目指して健康を形づくる重要な要素のいずれも欠くことなく人々が動くことにより、明るく豊かな健康が実現されてゆくものといえる。}, pages = {A71--A84}, title = {国際比較を通してみる健康事象および健康実現のための習慣づくり ―日本とニュージーランドの比較―}, year = {2023} }