@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00004268, author = {阿部, 洋子}, issue = {17}, journal = {コミュニケーション文化, COMMUNICATION IN CULTURE}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 女子大学生を対象に質問紙を用い、父親に対する娘の嫌悪感について、コミュニケーションの内容と両親の仲の良し悪しが促進的・抑制的に影響するかについて検討した。その結果、①父親に対する嫌悪感尺度の平均評価点の高い項目は、娘のベッドで昼寝をすることなど、父親が、児童期まで行っていた行為を、青年期になった娘に対しても行うことで起きると考える。不潔感ではなく、男性と感じるが故の嫌悪感が高得点を示しており、この点を父親側が配慮すべきではないかと考える。②父親に対する嫌悪感尺度は、4因子が抽出されたが、質問項目はこれまでの調査とは組み込まれ方が異なり、安定した結果が得られない。今後、精査する必要がある。③父親に対する嫌悪感の4因子全てに対して、日常生活における父娘の頻繁な「自己開示」および「ビジネスライク」なコミュニケーションが嫌悪感を低めることに関係している。日常生活での、さり気ないコミュニケーションを取ることが、父親に対する嫌悪感の抑制に繋がると考える。④「父親との直接的・間接的な接触」と「飲食を通しての接触」など様々な接触行為に対する嫌悪感は、両親の仲の良さが抑制的に働くと考える。}, pages = {13--25}, title = {女子大学生における父親に対する嫌悪感 ―コミュニケーションを通して形成される関係性を中心として―}, year = {2023} }