@article{oai:atomi.repo.nii.ac.jp:00004308, author = {皆川, 優希 and 宮崎, 圭子 and 平本, 亜希子}, issue = {19}, journal = {跡見学園女子大学附属心理教育相談所紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, text, 本研究の目的は,初発術後乳がん患者を対象として,術前後の心理社会的状況について,面接の手法で詳細に検討し,ポジティブサイコロジー(Strengths)の「強み」に視点をあてた心理教育プログラムの可能性を検討することである。  研究対象は,X病院に通院している20歳から65歳の初発術後乳がん患者2名であった。予備調査を通して,医療現場では治療者達は患者のネガティブ事象に関心が集中していることや,医療従事者達は患者のそのネガティブ事象にコミットしようとしていることが示唆された。次に,予備調査とフェイスシートを元にして,半構造化面接を実施した。そして,対象者への半構造化面接の音声データをテキスト化し,共起ネットワークによる分析と,対象者の発話がどのような用いられ方をしているかを検討するために,コンコーダンスから内容分析を行った。その結果,乳がん罹患をきっかけに,他者の援助要請をすることが出来るようになったことや家族や医療従事者から多くのサポートが得られていることが明らかになった。よって,患者の「強み」に焦点をあてた心理教育プログラムが可能であることが示唆された。}, pages = {49--60}, title = {初発術後乳がん患者の心理社会的状況の検討 ―計量テキストマイニングの分析を通して―}, year = {2023} }